「庶民的な一面も彼女の魅力だと思います。休日の趣味はスポーツ観戦で、野球やサッカー、バレーボールと何でも見るようで、野球観戦しながらビールを飲んだりもするそうです。また格闘家・矢地祐介との熱愛も、イメージ向上につながっていると思います。交際発覚から2年以上たちますが、ストイックな矢地さんを精神面で支えているようで、写真週刊誌では『すでに両親は紹介済み』と報じられました。近い将来、ゴールインするのではと言われていますよ」(前出の編集者)
■コンプレックスも隠さず自己肯定感も強い
俗っぽいところも隠さず、おおらかな雰囲気を醸し出しているところが、視聴者の共感を呼んでいるのだろう。前出の編集はこう続ける。
「背伸びをしない自分でいたいという気持ちが昔から強いようで『コンプレックスも隠したことがない』と、インタビューで明かしていました。それでも自分を好きでいてくれる人だけでいいと思っているそうです。さらに、仕事もプライベートも誰かに左右されず、やりたいことを楽しくやるのが一番で、『自己肯定しかしていない』とも。自己肯定感が高い人はいきいきしてポジティブなので、見ているほうも不快になりません。川口の場合、それでいて変に気取ってないため、ファンでなくても見るとホッとできる。紅白の司会となると本番中のミスに後からあれこれ言われることもありますが、こうした人柄ゆえ、手のひらを返されることもないと思います」
ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、そんな川口の魅力と今後についてこう分析する。
「直近の主演作である『着飾る恋には理由があって』は、話題作がひしめいた4月クールの中でも健闘した作品だったと思います。バラエティー番組やYouTubeなどでキャラクターが浸透しつつあるこのタイミングでの紅白司会抜擢は、知名度をさらにアップするまたとないチャンス。確かに意外な印象でしたし、変化を好まない保守的な視聴者層からはいろいろと言われるかもしれませんが、むしろそんな外野の声をエネルギーに変え、大泉洋にも負けないくらいのフレッシュな立ち回りを見せてほしいですね。来年春からは朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』、初夏には劇場版『極主夫道』と出演作が控えており、今回の紅白の司会が追い風となれば、さらに人気に勢いがつくのではないでしょうか」
川口の声質は、実は低く落ち着いていて聞き取りやすい。紅白では意外な名司会ぶりをみせてくれるかも?(丸山ひろし)