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 地球上には豊かな風土に恵まれ、風光明媚な景観が広がる場所があります。連載「絶景さんぽ」では四季折々の風景を紹介します。今回は京都府京都市の永観堂。

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 平安時代初期の歌人・藤原関雄が別荘を寄進したことを契機に、弘法大師の弟子・真紹僧都が創建した永観堂禅林寺。「みかえり阿弥陀」として知られる本尊と「秋はもみじの永観堂」と言われるほどの紅葉の名所として名を馳せる。錦繍の色彩を放つ庭園は関雄が和歌に詠むほど時を超えて人々を魅了し続けてきた

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週刊朝日  2022年11月18日号