さらに、価格が安いかどうかを見極めることも大切だという。

「大容量の日用品が、本当に安いかどうかは一つのグラム当たりで計算すると良いでしょう。ドラッグストアのセール品やAmazonのプライムセールのほうが安いときもあります」(同)

 時短家事や家庭の節約などの家事アドバイスをする矢野きくのさんは、「大容量パッケージこそ業務系スーパーの最大の問題であり最大の特徴です」と話す。

「家族が大好きなものや、頻繁に消費するものであれば大きなパッケージでも良いと思います。しかし初めて買うものは食べきれる量から購入しましょう。中にはマヨネーズなど小分け包装になっている調味料もあります」

 もし一度に食べきれないものを購入したら、購入後すぐに、ジッパー付き保存袋での小分け冷凍をするそのひと手間が大事だという。

 年末の食品のまとめ買いに利用してみては。(本誌・大崎百紀)

週刊朝日  2021年12月10日号より抜粋

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