
大切な人や自身を守るために、正しい性の知識を身につけることは必須。子どもの年齢に応じて、家庭で性教育に向き合うことも大切だ。ryuchellさんは、息子に3歳ころから性教育を始めたという。性教育についてどのように考え、家庭ではどんなことを実践しているのだろうか。AERA 2023年1月30日号の記事を紹介する。
【写真】最近「変わったね」と言われるというryuchellさん
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生まれ育った沖縄県は初体験の年齢が低く(相模ゴム工業の2018年調査では平均19.69歳で全国1位)、若い世代の性感染症も多い。親世代はみな若くして子どもを産んでいましたし、同世代でも「妊娠したから高校を卒業できない」といったケースをよく見聞きしました。
そんな環境だったので、学校での性教育は比較的進んでいたように思います。課外授業や外部講師による講演会は現実味があって、誰もが真剣に聞いていましたね。性教育とは、相手を守ることを教えてくれているようでいて、実は自分自身を大事にすることを教えてくれている。そのことも早くから理解していました。
高校卒業後に上京し、周囲と性に関する知識の差を感じました。生理はCMのように青色だと思っていたり、性教育をアダルトコンテンツととらえていたり。すべて本人の問題ではなく、教育の責任です。きちんとした性教育を受けていない親に任せていてはダメ。学校現場の果たす役割は大きいと思います。