初の冠番組に、全28公演の有観客アリーナツアー、24時間テレビのMC──。2021年、国民的アイドルグループへの階段を、さらに駆け上がったKing & Prince。各々が多忙を極めるなか、5人で語り合うひとときには笑顔が咲き、互いへのリスペクトとねぎらいが滲む。

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──映画や舞台など個人の仕事も増えた飛躍の年でした。メンバーの存在に支えられたことは?

平野:個々の活動ばっかりだったので、集まったときの安心感はより強く感じましたかね。ホーム感というか。

永瀬:久しぶりに会うと、みんな面白くてめちゃめちゃ笑顔になれる。いつも通りだからこそ安心できて落ち着きます。

岸:みんなで集まると、暗いときってなくて。どんなに疲れてても、楽屋でしゃべったりゲームで盛り上がったりするうちに忘れちゃいますね。

高橋:みんなと会えるときっていうのは俺のなかでもすごい大事で。みんなで話し合えているからこそ普段の仕事でも常に頑張ろうって思える。

永瀬:自分が出演している作品への感想もうれしかった。映画(「真夜中乙女戦争」2022年1月21日公開)を見てくれた岸さんと海人は「羨ましいくらいよかった」みたいに言ってくれたな。

高橋:頑張ってる姿を間近で見てるから、また違った感動はありました。

岸:みんな知らぬ間にこんなにできてるんだな、すげーなって。普段の顔とは全然違います。

──4度目の紅白が迫ってきました。紅白の緊張は別格とも聞きますが。

平野:緊張したことない。

高橋:俺もまったく緊張しないですね。

永瀬:紅白は(19年に)坂本冬美さんのステージで叩いた和太鼓より緊張することはないと思う。

岸:坂本さんの後ろでドンドン叩くの難しかった。

神宮寺:あれは本当に難しかった。ミスるとご迷惑かけちゃうしね。

平野:3人は大変だったね。俺と海人はダイアモンドユカイさんと愉快に歌わせていただいたから。たまにそういうコラボ的なのがあるのが紅白の醍醐味だよね。

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