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気象庁はきょう(5日)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。統計史上最速だった昨年より29日遅い記録。
関東地方で春一番
気象庁はきょう(5日)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年(2021年)、関東地方で春一番が吹いたのは2月4日でした。
日本海に低気圧があって、発達しながら東へ進んでいます。この低気圧に向かって関東地方では暖かい南よりの風が強まり、気温が高くなっています。各地の14時00分までの最大瞬間風速は次の通りです。
東京都心13.9メートル 13時45分観測
千葉:15.4メートル 13時28分観測
横浜:14.2メートル 13時2分観測
また、関東南部では14時までに17度前後まで気温が上がっています。
*追記:東海地方でも「春一番」が吹いたと、名古屋地方気象台より発表がありました。(昨年の発表は2月20日)
春一番の条件
関東地方の春一番の条件は、次の事項を基本として総合的に判断します。
・立春から春分の間
・日本海に低気圧(低気圧が発達すればより理想的)
・関東地方に強い南風が吹き、昇温する
具体的には東京において、最大風速が8.0メートル以上、風向は南より(西南西~東南東)となります。
昨年春一番が吹いたのは2月4日で、1951年に統計をとり始めてから最も早かった1988年(昭和63年)2月5日の記録を1日更新しました。
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