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九州から関東では本格的な花粉シーズンになっています。週後半は最高気温が20℃前後まで上がる所が多く、花粉の飛散量はさらに多くなりそうです。外出時だけでなく、帰宅後も対策を心がけてください。

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本格的な花粉シーズン

九州から関東では本格的な花粉シーズンに突入しています。

東京都福祉保健局の東京都アレルギー情報navi.のデータによりますと、東京都内では2月末から花粉の飛散が増え、最新のデータである3月3日には青梅では753.1個/cm2、八王子で91.6個/cm2、立川で88.6個/cm2を観測するなど、東京都内でも飛散量が多くなっています。

あす7日はこの時期としては気温の低い状態が続きますが、九州では花粉が「非常に多く」飛ぶでしょう。四国、中国、関東でも「多い」、近畿や東海で「やや多い」予想です。花粉症の方は対策をなさってください。

週の後半から大量飛散か

週の後半から暖かい空気が流れ込み、関東から西では最高気温が20℃前後まで上がるでしょう。花粉の飛散量はさらに多くなる予想です。九州から関東は「非常に多く」飛ぶ所が多くなるでしょう。

外出の際はマスクに加えてメガネをかけるなど、花粉症の方は万全な対策をなさってください。また、上着選びも気をつけると良いでしょう。外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶと、花粉が付着しにくくなります。

北陸はまだ「少ない」予想ですが、少ないながらも花粉は飛びますので、敏感な方は対策をなさってください。

帰宅後の花粉対策

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外出時だけでなく、帰宅後も対策を心がけてください。

外出から帰ってきたら、うがいをしましょう。また、洗顔をして花粉を落とすとよいでしょう。髪の毛にも花粉が付着するのでしっかりとシャンプーをするのも効果的です。なお、花粉飛散シーズンに窓を全開にして換気すると大量の花粉が室内に流入します。花粉のピーク時に1時間の換気をしたところ、3LDKのマンション一戸で、およそ1000万個もの花粉が屋内に流入したとの実験結果もあります。新型コロナウイルス感染予防のため、換気をする機会が多いかと思いますが、窓を開ける幅を10センチ程度にして、レースのカーテンをすることで、部屋の中に入ってくる花粉の数を、全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

なお、床やカーテンなどに花粉が多数付着している可能性がありますので、こまめに掃除をし、カーテンは定期的に洗濯をするとよいでしょう。