ビースティ・ボーイズ、『ポールズ・ブティック』ジャケ撮影地の名称変更を米NY市議会が承認
ビースティ・ボーイズ、『ポールズ・ブティック』ジャケ撮影地の名称変更を米NY市議会が承認
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 現地時間2022年7月14日、米NYのローワー・イースト・サイドに位置するスクエアを、ビースティ・ボーイズにちなんだ名称に変更することが、米ニューヨーク市議会の投票によって承認された。

 これを受けて、ビースティ・ボーイズが1989年の2ndアルバム『ポールズ・ブティック』のジャケット写真を撮影した、米NYのリヴィングトン通りとルドロウ通りの交差点が、ビースティ・ボーイズ・スクエアと正式に命名されることになる。

 架空の洋服店にちなんで名付けられた『ポールズ・ブティック』は、「Hey Ladies」や「Shadrach」などのシングルを輩出し、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”での最高位は14位だったもののグループの名作として名高い。

 市議会議員のChristopher Marteは米NYのローカル局PIX11に対して、今回の投票結果について、「多くの人々がご存知の通り、ビースティ・ボーイズがシーン登場した際、ヒップホップ業界を大きく変えました」と話した。そして名称変更が9年越しに実現することに触れ、「祝福として捉えています。ローワー・イースト・サイド、ヒップホップ、そして特にこれを長年実現させようと働きかけてきた、我々のコミュニティを祝福するものだと思っています」とコメントした。
 
 今後、スクエアの名称を変更する法案は、エリック・アダムスNY市長に提出され、署名と承認を得ることになる。