【深ヨミ】SixTONES『Good Luck!/ふたり』8作連続シングルCDセールス首位 2022年リリース3作の販売動向を振り返る
【深ヨミ】SixTONES『Good Luck!/ふたり』8作連続シングルCDセールス首位 2022年リリース3作の販売動向を振り返る
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 2022年11月9日公開(集計期間:2022年10月31日~11月6日)のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”で、SixTONESの『Good Luck!/ふたり』が398,252枚を売り上げて首位を獲得した。

 『Good Luck!/ふたり』はSixTONES初の両A面シングルで、「Good Luck!」はジェシーが主演を務めるドラマ『最初はパー』主題歌、「ふたり」は京本大我が主演を務めるドラマ『束の間の一花』主題歌にそれぞれ起用されている。

 本作は、週前半3日間の集計(集計期間:10月31日~11月2日)で345,055枚、週後半で約5.3万枚を伸ばし、週間チャートでは398,252枚を売り上げ首位を獲得。SixTONES vs Snow Man名義のデビュー・シングル『Imitation Rain/D.D.』から8作連続の初週トップデビューを飾った。

 本記事では『Good Luck!/ふたり』の販売動向を調査する。図1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/118803/2)は、『Good Luck!/ふたり』と、2022年3月にリリースされた6thシングル『共鳴』、6月にリリースされた7thシングル『わたし』の実店舗での発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また一般的なシングルと比較するため、2022年に販売されたシングルの地域別販売比率を全シングルとしてグラフに追加している。

 2022年にリリースされたシングル3作は、すべて関東が4割を占めるグラフとなっている。関東以外の地域の変化率も、最も大きい九州で0.9%と1%以下となっており、この一年は各地域で安定した支持をキープしてきたことがわかる。グループの地域別販売比率は、地元のCDショップでの展開の影響か、各メンバーの出身地の割合が大きくなる傾向がある。しかし、SixTONESは静岡県出身の松村北斗を除く5人のメンバーが関東出身にも関わらず、全シングルよりも関東のパーセンテージが低い。このことからも、グループの全国的な人気がうかがえる。

 また、EC(通販)の割合は『共鳴』から『Good Luck!/ふたり』にかけて徐々に増えている。この傾向はSixTONESのみならずすべてのシングルで見られているが、『Good Luck!/ふたり』に関しては、タイアップ経由で楽曲に興味を持ったユーザーが通販で本作を購入した可能性も考えられる。

 2022年はアーティスト活動に加え、個々のメンバーの俳優業やバラエティー出演でも存在感を発揮したSixTONES。今後もさらなる楽曲の広がりに期待したい。