数多くの子ども向けライブを開催し、YouTubeチャンネル「おっぱっぴー小学校」も大人気の小島よしおさんが子どもの悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の「ボクといっしょに考えよう」。昨年9月には『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)として本にもなりました。そのなかで、プライベートでも親交があるという小島よしおさんとさかなクンの特別対談が実現! お互いの子ども時代について語り合ってもらいました。『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)からお届けします。

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目立ちたがり屋と引っ込み思案

小島よしお(以下、よしお) さかなクンの半生が描かれた映画「さかなのこ」見ました! ミー坊って呼ばれていたんですね。

さかなクン(以下、さかな) わー! ありがとうギョざいます! ドランクドラゴンの鈴木拓くんが同級生で、中学生のときからミー坊って呼んでくれていたんです♪

よしお 今、子どものお悩みに答える連載をやっているんですけど、好きを極めるさかなクンの子どものころのお話を聞きたいな、と思ってお呼びしました。

さかな 自分もギョ島さんの子ども時代、気になります!

よしお 僕はとにかく目立ちたがり屋。学級委員長や応援団長をやっていて、修学旅行でもいろんなクラスに顔を出していましたね。

さかな クラスにいますよね、盛り上げ役の友だちって。テレビでギョ島さんをはじめて見たときに、全身からあふれるパワーに「すギョーい!!」って憧れました!

よしお じゃあ、小学生のころは、今みたいではなかった?

さかな 引っ込み思案というか、大人しいというか……人前に出るなんてできなくて、窓際が一番落ち着きました。

よしお 魚は大好きだったんですか?

さかな そうなんです。ちっちゃいときから「このお魚に会いたい!」って燃えるような気持ちがあって、出会えた瞬間にはからだのなかで感動が爆発していました。

よしお 物心ついたときから?

さかな もっと小さいころはトラックに夢中で、ゴミ収集車やダンプトラックを追いかけては、絵を描いていました。

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小島よしお
小島よしお

小島よしお(こじま・よしお)/1980年、沖縄生まれ千葉育ちのお笑い芸人。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。「そんなの関係ねぇ!」でブレーク。2020年4月からYouTubeチャンネル「小島よしおのおっぱっぴー小学校」で子どもの学習を支援する動画を公開。キッズコーディネーショントレーナーの資格を持ち、子ども向けのイベントを多数開催している。

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