【第65回グラミー賞】テイラー・スウィフト、「オール・トゥー・ウェル」10分ver.のノミネートに喜び
【第65回グラミー賞】テイラー・スウィフト、「オール・トゥー・ウェル」10分ver.のノミネートに喜び
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 現地時間2022年11月15日、【第65回グラミー賞】のノミネーションが発表され、テイラー・スウィフトによる「オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)」が<年間最優秀楽曲>の候補となった。

 発表を受けて、テイラーは、セイディー・シンクとディラン・オブライエンが主演する楽曲のショート・フィルムのスクリーンショットをインスタグラム・ストーリーズに投稿し、ノミネートされたことへの喜びを長文メッセージで綴った。「今日は大いに興奮する理由がたくさんありますが……“オール・トゥー・ウェル(テン・ミニット・ヴァージョン)”のことは、自分がこれまでに書いたどの曲よりも誇りに思っています」と彼女は明かし、「その曲が、私がまだ受賞したことのない、楽曲のソングライティングを称える【グラミー賞】の<年間最優秀楽曲>にノミネートされたということは……記念すべきことで、シュールです」とコメントした。

 これまでに【グラミー賞】を11回受賞している彼女は、楽曲の共同ソングライターのリズ・ローズに電話をしたと続け、「私が14歳の時に2人で曲作りを始めたことを振り返りました。彼女は当時から私のことを信じてくれていて、今回一緒にノミネートされることになりました。キュート(な話)すぎて、耐えられません」と綴っている。

 「時間の魔法と神秘、運命、そして自分の芸術を取り戻すことについて語りたいのは山々ですが、その代わりに10分間叫び続けようと思います。そして、皆さんがいなければ、起こり得ないことだったという事実について考えたいです」と彼女はメッセージを締めくくっている。

 「オール・トゥー・ウェル」は、もともとテイラーによる2012年のアルバム『レッド』に収録されていたが、2019年にスクーター・ブラウンが彼女の原盤を買収した際に権利を獲得した作品の1つだった。そこで、彼女は2021年11月に本作を再録した『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』を発表し、その中に10分間に及ぶ「オール・トゥー・ウェル」の新バージョンも収録されていた。リリース後、楽曲は米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位に初登場した。