キャロル・キングの人気ミュージカルが映画化、デイジー・エドガー=ジョーンズが主演
キャロル・キングの人気ミュージカルが映画化、デイジー・エドガー=ジョーンズが主演

 現地時間2022年12月15日、デイジー・エドガー=ジョーンズが、キャロル・キングのブロードウェイ・ミュージカル『ビューティフル:ザ・キャロル・キング・ミュージカル』のソニー・ピクチャーズによる映画版の主役に抜擢された。

 キャロルは、このニュースを報じた米デッドラインへの声明で、「デイジーには、私が若い頃に持っていた精神とエネルギーがあります。彼女はとてつもない才能の持ち主で、素晴らしい演技を見せてくれると思います」と述べている。

 映画『キッズ・オールライト』で【アカデミー賞】にノミネートされたリサ・チョロデンコが監督を務め、製作会社プレイトーンのトム・ハンクスとゲイリー・ゲッツマンが、ミュージカル版をプロデュースしたポール・ブレイクと共にプロデュースする。米デッドラインによると、映画の脚本は、“ダグラス・マクグラスのミュージカルの原作を基に”書かれているそうで、キャロルが名声を得るまでの道のり、ステージ以外での成功と悲劇を追った内容になる。

 ブロードウェイで大ヒットした『ビューティフル:ザ・キャロル・キング・ミュージカル』は、【トニー賞】7部門にノミネートされ、<ミュージカル主演女優賞>(ジェシー・ミューラー)と<ミュージカル音響デザイン賞>(ブライアン・ローナン)の2部門に輝いた。

 デイジー・エドガー=ジョーンズは、今回の発表を受けて、自身のインスタグラム・ストーリーに、米デッドラインの記事を投稿し、笑顔の絵文字を2つ添えて反応した。キャロル・キングを演じる今作は、これまで、映画『ザリガニの鳴くところ』、ドラマ『ふつうの人々』や『War of the Worlds』などに出演している彼女が挑む最新の注目プロジェクトとなっている。