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花粉の大量飛散がまだまだ収まりません。今年はいつも以上に多くの花粉が飛んでいますが、東京都内(多摩地区)の飛散量は13日現在、予想の半分にも満たない状況です。花粉シーズンの折り返しはまだのようです。

都内の飛散量 まだ予想の半分未満

上の図は、東京の多摩地区の花粉の飛散量(※1)が、予想に対してどのくらい飛んだかを示したグラフです。

3月13日現在、予想に対して実際に飛んだ量は、およそ35%です。今月に入って一気に飛散量が増えているものの、シーズンの終わりどころか、折り返しもまだ先といえそうです。

また、今年は飛散量がいつも以上に多く、青梅では1月1日~3月15日までに14227.2個も飛んでいて、既に昨年の総飛散量のおよそ2倍となっています。

※1:多摩地区(青梅、八王子、多摩、町田、立川、府中、小平)の1月1日以降の飛散量を平均したもの。
※2:データ元は「東京都アレルギー情報navi.」

ヒノキも「非常に多い」レベルに

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あす18日の飛散予測マップを見ると、スギ花粉は東北を中心に非常に多いエリアが予想され、東海~九州も雨のやむ午後は一気に花粉が舞い上がりそうです。

ヒノキの予想は、九州を中心に非常に多いレベルで、四国や東海などにも飛散エリアが広がっています。

雨が長引く関東はスギ、ヒノキともに控えめですが、わずかながら花粉が飛ぶので、症状の出やすい方は油断しないでください。

来週も大量飛散 雨の翌日は特に注意

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あさって19日以降は、東北~九州でまた大量の花粉が予想されます。特に東北南部はスギ花粉のピークで、仙台は連日「非常に多い」予想となっています。

また、花粉は雨の降った後に一段と飛散量が増える特徴があります。あさっての関東や、来週後半の九州などは特に花粉の量が多くなる恐れがあり、注意が必要です。

関東~九州はヒノキの花粉を含めて、ピークが4月の中頃まで続く見込みです。東北はスギ花粉を中心に3月いっぱいはピークとなる予想で、まだまだケアが必要な日が続きます。