ナイル・ホーラン、『ザ・ヴォイス』で共演のチャンス・ザ・ラッパーを“音楽的天才”と絶賛
ナイル・ホーラン、『ザ・ヴォイス』で共演のチャンス・ザ・ラッパーを“音楽的天才”と絶賛

 ナイル・ホーランが、現地時間2023年3月29日にポッドキャスト『The Spout Podcast』に出演し、人気オーディション番組『ザ・ヴォイス』での経験、及び同番組で共にコーチを務めているチャンス・ザ・ラッパーについて話した。

 「番組には本格的な技量のシンガーが多く登場するわけだけど、そんな彼らに“自分がテレビ番組に出てること、そしてそれをそのまま楽しむべきだということ”に気づいてもらうのが重要なんだ。僕が“Xファクター”に出演した時に学んだのもそれなんだ。“ほとんどの人ができない経験をできているんだ”ってね。今でもそれは意識するようにしているよ」とナイルは語った。

 『Xファクター』経由でワン・ダイレクションのメンバーとなってから10年以上経った今、ナイルは3作目のソロ・アルバム『ザ・ショウ』のリリースを控えている。ただ、今回のインタビューでナイルは、ケリー・クラークソンやブレイク・シェルトンなどの『ザ・ヴォイス』のコーチ仲間から新作に関する感想をもらうことに抵抗感があると明かした。

 「確かに彼らに聴いてもらうべきだね。まぁ、気に入ってくれるかわからないけど。チャンスに関してはいつも怖いんだ。彼はとんでもない音楽的天才だからね。彼の曲を聴くと毎回度肝を抜かれる。クールすぎるんだ」とナイルは同僚のチャンス・ザ・ラッパーを絶賛した。

 チャンスは2019年のデビュー作『ザ・ビッグ・デイ』以降はアルバムをリリースしていないが、2022年には「Child of God」、ヴィック・メンサとスモーコ・オノをフィーチャーした「Wraith」、「A Bar About a Bar」、そしてジョーイ・バッドアスをフィーチャーした「The Highs & the Lows」を含む複数のシングルをリリースしている。

 なお、先日セント・パトリックス・デーに米ホワイトハウスを訪れたばかりのナイルは、6月9日に3rdアルバム『ザ・ショウ』をリリースする。