小池徹平さん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・加藤夏子、小黒冴夏)
小池徹平さん(左)と林真理子さん (撮影/写真部・加藤夏子、小黒冴夏)

小池:はい、豊洲(東京)の。

林:私、何度か行きましたよ。「髑髏城の七人」とか、「ウエスト・サイド・ストーリー」も見ました。えーと、初日が5月17日で、あっ、すごく長い。1カ月ちょっとやって、そのあと地方も?

小池:いや、東京公演のみです。ステージアラウンドのあの回る劇場でしかできないんですよ。

林:なるほど。でも、あそこはすごく大変そうな劇場で、「俳優さん、すごく動いてるな」という印象でしたよ。ふつうなら舞台の端から端までだけど、ぐるっと走り回らされるから、俳優さんにとっては大変な舞台ですよね。

小池:ありがたい表現です。「走り回らされる」というのは(笑)。前回は僕、30代前半だったので、「メチャクチャ走り回ります!」って意気込んでたんですが、あっという間に36歳になって、「なるべく走りたくないな」という気持ちになってます(笑)。1カ月半近い公演期間、クオリティーを落とさずやらなくちゃいけないので、体調管理がいちばんの課題になってきますよね。

林:あら!? しかもマチネもあるじゃないですか。

小池:まあまあの数ありますね。

林:12時半からやって、また5時半からやって、これは相当……。

小池:そこまで心配してくださるんですね。お優しい(笑)。

林:5月17日が初日で、まだ時間は十分にありますから、体力をつけていただいて……。脚本・演出の小池修一郎さんって、たしか宝塚の「るろうに剣心」でも演出をなさった方で、私が何回も見てる「エリザベート」とかも演出されてる有名な方ですよね。「ポーの一族」も見てますよ。

小池:ミュージカル界では必ず名前を聞く演出家の方ですね。

林:小池さんとは初めてですか。

小池:いえ、「1789‐バスティーユの恋人たち‐」(2016・18年)というフランス革命の話を、東京は帝国劇場で加藤和樹さんとダブルキャストでやらせていただいたんですけど、そのとき小池さんの演出でした。それは再演もあったので、2回やらせていただいてますね。

暮らしとモノ班 for promotion
大人のリカちゃん遊び「リカ活」が人気!ついにポージング自由自在なモデルも
次のページ