加藤清史郎(かとう・せいしろう)/ 2001年、神奈川県生まれ。1歳1カ月で芸能界デビュー。09年、NHK大河ドラマ「天地人」で主人公の直江兼続の幼少時代を演じ、話題に。同時期に放送していたトヨタ自動車のテレビCMで「こども店長」の愛称で親しまれる。3年間、イギリスの高校に留学。20年に帰国後も、ドラマ「ドラゴン桜」(21年)やミュージカル「ニュージーズ」(同)、「るろうに剣心 京都編」(22年)など、話題作に多数出演。7月からは、月9ドラマ「競争の番人」にも出演している。(撮影/写真映像部・高野楓菜)
加藤清史郎(かとう・せいしろう)/ 2001年、神奈川県生まれ。1歳1カ月で芸能界デビュー。09年、NHK大河ドラマ「天地人」で主人公の直江兼続の幼少時代を演じ、話題に。同時期に放送していたトヨタ自動車のテレビCMで「こども店長」の愛称で親しまれる。3年間、イギリスの高校に留学。20年に帰国後も、ドラマ「ドラゴン桜」(21年)やミュージカル「ニュージーズ」(同)、「るろうに剣心 京都編」(22年)など、話題作に多数出演。7月からは、月9ドラマ「競争の番人」にも出演している。(撮影/写真映像部・高野楓菜)
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 トヨタ自動車のテレビCMで「こども店長」として親しまれた加藤清史郎さん。ドラマ「ドラゴン桜」(2021年)やミュージカル「るろうに剣心 京都編」(2022年)など、多くの話題作に出演しています。今年7月からは、月9ドラマ「競争の番人」に出演中。作家の林真理子さんが、加藤さんの今に迫りました。

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林:いま「月9」にお出になってるんですよね。公正取引委員会を舞台にしたドラマ(「競争の番人」)に。

加藤:周りが大先輩ばかりです。坂口健太郎さん、杏さん、小池栄子さん、大倉孝二さん、寺島しのぶさんというみなさんと、子どもの役ではなく、同僚として大人の役を演じられるというのは、僕にとってシビれる数カ月間でした。

林:皆さん何て呼ぶんですか。「加藤くん」ですか。

加藤:「清史郎」って呼んでくださるか、役名の「六角」って呼んでくださっていました。

林:この頭のよさと性格のよさって、子どものときから一生懸命働いてきたせいかな。

加藤:頭も性格も自信はないです(笑)。

林:そんなにお仕事に一生懸命なのもいいけど、ハタチになったんだから、お酒飲んだりお友達とどこかに遊びに行ったりはしないんですか。

加藤:コロナ禍なので難しいですが、車の免許も取りましたし、仕事の合間を縫って少人数でドライブしに行ったりはしています。

林:ちゃんと20歳の青春を送ってるわけですね。あのカワイイ「こども店長」を知ってる者にとって、こんな素敵な大人になってくれてほんとにうれしいですよ。

加藤:いまはもうカワイくなくなっちゃいましたか?(笑)

林:カワイイけど、いまはイケメンの青年になってしまって。

加藤:いえいえ、「イケメン」で戦えるタイプではないので。

林:そんなことないでしょう。

加藤:本当ですか? 僕、その言葉だけは信じられないです(笑)。

林:フワッとした中性的な美少年になったな、という感じ。

加藤:役とか衣装、髪形一つで雰囲気はガラッと変わるかもしれません。

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