仮に小室さんが帝国ホテルで隔離期間を過ごした場合、滞在した場合、15泊の部屋代のみで72万円。レストランなどの館内の施設は利用できず、ルームサービスなどの食事代を加味すると80万円強の費用がかかる。
皇室を長年取材してきた人物は、こう話す。
「さすがに、宮内庁が小室さんのために高級ホテルなどを手配などすれば、さらなる批判が巻き起こる。加えて特別な料金で泊まらせるよう細工などすれば、世間からの反発どころの話ではない。そこまで愚かな役所ではないと信じたいが...」
では、小室さんの高級ホテル滞在情報は、どのような話であったのか。
「実は、眞子さまと小室さんが入籍したのちに、パスポートの取得など出国準備のために滞在する施設として、老舗の高級ホテルが候補に入っているようです」(前出のジャーナリスト)
自主隔離期間を終えたあとに宮内庁は、ふたりの記者会見を調整していると報じられている。
「2017年に眞子さまと小室さんが婚約内定会見を開いた際は、赤坂御用地内にある赤坂東邸で行われました。しかし、すでに内定会見を終えていますし、結婚に関する儀式を一切行わないとなると、皇室の施設を使うのは、理屈に合わない」(前出の人物)
その会場の候補地として、都内の高級ホテルがあがっているのだ。
しかし高級ホテルに長期滞在した上で、会見を行うとなれば、相応の費用がかかる。
「眞子さまは皇室を離れる際に支給される一時金も受け取らない方向です。となれば、入籍を終えて眞子さまが民間人となったあとであれば、何にお金を使おうと『原資は税金だ』と非難されることもない。眞子さま個人の貯蓄もある程度の額になっているはずです。新婚生活の滞在費と会見の費用程度は、捻出可能なのでは」(前出のジャーナリスト)
前代未聞の内親王の結婚だが、まだまだひと騒動ありそうだ。(AERAdot.編集部 永井貴子)