■理由もなく外に出るな
自分のいちばん理想的な生き方を考えてみたら、「やりたいことをずっとやって、ずっとやり続けて、やり続けた体勢で寝る」というのが最高だと思っています。
僕の家はベッドなのですが、ベッドでノートパソコンを横にして、寝た体勢で動画を見たりしてそのまま寝ます。
寝る直前まで好きなことをして、起きたくなったら起きるということをしているわけです。だから遅刻をして迷惑をかけますし、ただそうならないようにできる限り朝に予定を入れないようにはしています。
夜型の人は、太陽を見ると眠くなるんですよね。
外が明るくなってくると、「そろそろ寝る時間だ」と思ってしまうのですが、きっとそういう体質だから、それには逆らわないわけです。
僕のような引きこもり体質の人は結構多いのではないかと感じていて、自分から連絡を取って人に会うということをしない人は大体がそうだと思います。
それとは逆に、土日に何も連絡が来なくて家にずっといたら不安になるという人もいると思います。
うちの奥さんも、「外出しないと気分が悪い」ということを言って、何かと理由をつけて外出します。
けれど、そうじゃない人は別に理由がないのに外に出なくていいと思います。外出したら何かしらお金を使ってしまう人は特に要注意です。
■「居候スキル」を極める
僕は結婚する前は7年くらい同棲していました。そして、人と一緒に住むということにストレスを感じません。
それには理由があって、留学してアメリカに住んでいたときの経験があるからです。そこでは寮生活だったので、言葉の通じない外国人と2人きりの部屋でした。
友達でもなんでもないやつと2人きりという状態で1年間を過ごしたわけです。
それに比べると、日本人と住むだけで言葉が通じますし、よく知っている人だと話もラクですし、同棲するなんて僕にとってはイージーモードです。
あと、高校生のときに、友達の家に住んでいたこともありました。親が仕事でずっといないやつがいたので、そこによくたむろしたり、夏休みの間はずっと住んだりしていたんです。
大学のときも、一人暮らしをしている友達の家に、よく入り浸っていました。
それなので、「誰かと一緒に生活をする」ということには結構慣れています。
そうした、「居候スキル」があると、人生はラクです。「いざホームレスになったら」というときにも困りませんし、お金がなくても、安くシェアハウスに住むという選択だって取れます。