
毎年、どこかで大きな災害が発生している日本。だれしも突然、被災者になる可能性があります。AERA編集部のアンケートでは、災害への「備え」をしている方は8割。そのなかで、水や食料、ガソリンなどの燃料を備蓄しているという方は9割を占めました。そして、過去の災害の教訓をふまえて、「備え」を充実させている様子もうかがえました。
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今回の読者アンケートのテーマは「災害の備え」について。8月13日から20日まで実施し、回答者は239人でした。
最も警戒している災害として、96.2%が挙げたのが「地震」。続いて「火事」が60.3%、「河川の氾濫、浸水」と「強風・竜巻」がほぼ同数の4割でした。
実際に災害が発生したときの不安として、最も多く挙がったのが「家族の安否」で86.4%。そして、「電気・ガス・水道等のライフラインが使えるか」が82.1%、「自宅が安全か」が75.3%などと続きました。

そんな、いつ起こるかわからない災害に対し、何らかの「備えをしている」という方は回答者の81.6%を占め、「まったくしていない」は14.6%にとどまりました。