
アンケートには、実際に災害に遭遇した経験をふまえた「教訓」が、数多く寄せられました。平常時の備えが、「いざ」というときに生きてくることを教えてくれます。
「風呂の汲み置き水が、トイレで役立った。ソーラーの電気を日中だけ使うことができて、単身赴任中の夫と通信できた。ろうそくが沢山あったが、もう少し明るいものがあると良かった。普通のろうそくよりもアロマキャンドルが、火の持ちが長くてよかった。ガソリンがすぐになくなってしまったが、自転車で通勤できたのが良かった」(60代、女性)
「阪神・淡路大震災の時、大阪に住んでいました。寝ていた部屋の壁時計が地震で落下して、マンガ本の表紙を突き破っていました。それが自分の頭でなくてよかったと思い、以後、寝室には寝具以外のものは置かないよう心がけています」(40代、女性)
(AERA編集部)
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