紫吹淳(しぶき・じゅん)1968年11月19日生まれ。群馬県出身。元宝塚歌劇団月組トップスター。2004年の退団後は俳優として活躍。特技は生け花。11月には「紫吹淳ファンクラブツアーin沖縄」を開催予定 (photo 写真映像部・山本二葉)
紫吹淳(しぶき・じゅん)1968年11月19日生まれ。群馬県出身。元宝塚歌劇団月組トップスター。2004年の退団後は俳優として活躍。特技は生け花。11月には「紫吹淳ファンクラブツアーin沖縄」を開催予定 (photo 写真映像部・山本二葉)
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 元宝塚歌劇団月組トップスターで、俳優として活躍する紫吹淳さん(56)は最近、「選択的おひとりさま」としてメディアに登場している。「豊かで、幸せで、最高」だと語る今の暮らしと、そこに至るまでの日々について語った。

【写真】「結婚が人生の選択肢に入ったこともあるけれど」紫吹淳(56)が語る「選択的おひとりさま」の日々

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 快適なおひとりさま生活です。生活だけでなく人生もぜんぶ「自分軸」で生きてきて、とても幸せです。

 自宅は、DIPTYQUEのルームスプレーやBaiesのフレグランスキャンドルなど大好きな香りや音楽に包まれた、優雅な家具がアクセントの私だけの空間です。周囲からは「お城暮らし」なんて言われることもありますが(笑)、自分の好きなモノに囲まれて、好きな時に好きなモノを食べ、好きな時間に起きるこの生活は最高です。

 毎週水曜日にはお花を届けていただきます。生活に、お花は欠かせませんから。

二度寝の心地よさ、海外旅行も自由に

 コロナ禍で料理をするようになり、人参・玉ねぎ・キャベツ・かぼちゃを皮ごとぐつぐつ煮て頂く、ファトケミカルたっぷりの「命の野菜スープ」(ハーバード大学式野菜スープ)が定番。自宅では粗食中心の食生活をしてストレッチを欠かさずにいるので、56歳でも薬とは無縁の病気知らずです。

 ちなみに、ステイホーム期間中には、二度寝の心地よさも知りました(笑)。

 年に1回は、海外旅行に出かけます。自分をチャージする大切な時間ですし、オフタイムは洋画を観て、心からくつろいでいます。

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