
24日放送の「櫻井・有吉 THE夜会」(TBS系・よる9時50分)は、嵐の櫻井翔と松本潤がドライブしながら思い出の地をめぐる。2人のロケはTBSの番組ではなんと24年ぶりだという。出会ってからおよそ30年、思い出をたどる青春旅だ。過去によく読まれた嵐のインタビュー記事を再掲する(この記事は「AERA dot.」に2020年11月3日に掲載されたものを再編集したものです。本文中の年齢、肩書等は当時のもの)。
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11月3日に、記念すべきデビュー21周年を迎える嵐。12月31日まで走り続ける「今」の気持ち、そして「未来」へ向かうこれからの思いをメンバー5人が語った。
──デビュー3年後に「月刊アサヒグラフperson」に登場。当時、どんなことを考えていましたか。
大野智:若いなぁ~。でもみんな変わらないよね。ニノなんて何も変わらないじゃん(笑)。
二宮和也:さすがに少しは変わっているでしょ。記事に「生きるのが下手」って書いてる。それは今もありますよ、人付き合いがうまいほうじゃないし……変わっていないね(笑)。
櫻井翔:いろんなチャレンジをしてた時期でしたね。自社レーベルを立ち上げたけど、小さなビルに社員3人しかいなかった。大きな船から手作りの船に乗り換えた感覚で。
相葉雅紀:そうだ。新しいチャレンジができる喜びと不安。僕はちょうど気胸をやったころで、その不安もありましたね。時間とともに「なるようになる」って考えられるようになったけど。大野さんは?
大野:俺は日記を書いてるから、実家に帰ったときたまに読み返すんだけど、この頃は「今日も駄目だった」「明日も頑張ろう」とか、そんなことばかり書いてるよ(笑)。
松本潤:僕も10代の終わりで、いろんなことにもがいてたな。社会に出ていくことに対して「就職」みたいな思いが強かったから、グループのことも、とにかく考えていた。常に何かと戦ってるような時期でしたね。
相葉:その頃の自分に声をかけるなら?
松本:機嫌悪く返されそうだから話しかけない。丸くなったと言われてます(笑)。
【後編:嵐の5人に本心を聞いた! 21年の活動で得た宝物は? 20年後はどうありたい?】に続く
(構成/大道絵里子、本誌・太田サトル)
※週刊朝日 2020年11月6日号より抜粋
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