20代のときに「クイズ!ヘキサゴン」で注目され、一躍大ブレイクしたスザンヌさん。結婚、出産、離婚を経て、現在は故郷・熊本で小学6年生の長男をシングルで育てています。自然がいっぱいの熊本での子育て事情から家事でイライラしない方法、ママにべったりだったという長男のプレ思春期について、語ってもらいました。※後編<“現役大学生”スザンヌが語る旅館経営を始めたワケ「他人に出資してもらわず、自分のお金でやると決めていました」>へ続く
【写真】仲良し!スザンヌさんと息子さんの2ショットはこちら(ほか、全4枚)小学校2年生まで長男を教室まで送っていた
――お子さんは現在小学校6年生。来年はいよいよ中学生ですね。今までの子育てを振り返ってみていかがでしたか?
赤ちゃん時代は全然寝なくて、ママ、ママって感じで私がずっと抱っこしていないとダメでしたね。いつも気絶するみたいに寝落ちしていたのを覚えています。幼稚園に入ってからも私にべったりで離れなくて。幼稚園の3年間、私が朝送っていった後にずっと泣き続けていたようです。
私の妹には「西日本一のマザコンだね」なんて言われていましたよ。
――3年間、毎朝泣かれたらつらいですね。
そうなんです。しかも、小学校に入学してからも2年生ぐらいまで毎日泣いていたんです。私が一緒に行かないと学校から帰ってきちゃうから、毎朝小学校の教室まで引きずって行って、先生に引き渡していました。
そんなとき、同じクラスの女の子がうちの息子に、「やっぱりママがいいよね」とか「頑張ろうね」とか優しく声をかけてくれて。私もその女の子に「ごめんね」「よろしくね」とか言って、そっと教室のドア閉じて去ったりしていました(笑)。
――お仕事もされながら、毎朝大変でしたね。
こんなに泣いているのに、無理やり行かせていいのかな?と当時はすごく悩みました。でも送って行ったら行ったで、ちゃんと授業も受けて、楽しそうに帰ってくるんです。だからこれは私のミッションだと思って、頑張って行かせていました。
冬の朝なんて本当に寒いし、モコモコのダウンジャケットに身を包んで、すっぴんで髪の毛を振り乱して送っていました。だけどせっかくなので、子どもを送った後の時間を有効活用しようと思って、ランニングを日課にしちゃいました。
