
「TOKIO」の国分太一(50)は一体何をしたのか……。無期限活動休止にまで至った騒動の余波がいまだ収まらない。
日本テレビは6月20日、国分について過去にコンプライアンス上の問題行為が複数あったことを確認したとして、出演番組「ザ!鉄腕!DASH!!」の降板を決定したと発表した。 同日午後には同局の福田博之社長が会見を行ったが、国分の行為については「プライバシー保護の観点からお伝えできない」と繰り返した。46媒体、76人が参加した社長会見は大荒れとなり、「なんのために会見を開いたんだ!」など怒号も飛び交った。行為の内容はまったく明らかにされず、わかったことは「事案の覚知は5月27日」「国分は事実を認めている」「刑事告訴は考えていない」「日テレ社員の関与はない」などの周辺情報だけ。記者たちから終始不満の声が上がる中、約90分で会見は打ち切られた。
その後、STARTO ENTERTAINMENTが公式サイトで国分の無期限活動休止を発表。国分本人も「株式会社TOKIO」の公式サイトでコメントを発表し、「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます」と謝罪した。
かつては「年間番組出演本数ランキング」(ニホンモニター)で2014年から19年まで6年連続で1位を獲得したこともある国分。現在もテレビやラジオで6本のレギュラーを抱えている人気タレントだけに、やはり“行為”の内容に最も注目が集まっている。21日、一部スポーツ紙が「セクハラに該当する内容」という関係者情報を掲載しているが、業界内では「それとは別にスタッフへの暴力的な行為もあったようだ」という情報も流れている。
福田社長は記者会見で「セクハラやパワハラがあったのか」という記者からの質問にも、プライバシー保護を盾に一切回答しなかった。かたくなに行為の内容を伏せた理由を日テレ関係者はこう明かす。
「いわゆる“被害者”がかなり限定的だからです。1つでも認めると芋づる式に特定されてしまう。それだけは絶対に避けるべきだ、という強い決意があったようです」