永野芽郁(写真:2022 TIFF/アフロ)
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 不倫騒動の渦中にある永野芽郁(25)が16日、主演映画「かくかくしかじか」の初日舞台あいさつに登場。「涙の謝罪」をしたことが話題となっている。メディアを完全にシャットアウトするという異例の形で行われた舞台あいさつについて、目の前にいた観客はどう感じたのか。さらに、公開初日にもかかわらず、「ガラガラ」だった他の上映回にいた客は作品をどう見たのか。当日の様子をルポした。

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 5月16日、舞台あいさつは午後4時35分からの回の上映後に行われた。母親と一緒に鑑賞しに来たという都内の女子大生(18)はその様子をこう振り返る。

「舞台あいさつの最後に、MCの方から『大泉さんと永野さんから一言ずつお願いします』と言われたとき、芽郁ちゃんが今回の騒動のことに初めて触れ、『ご心配かけてすみません』と謝罪する一幕がありました。芽郁ちゃんは謝りながら泣いちゃったんですが、そうしたら、大泉さんが自分のハンカチを差し出して、『永野芽郁のモノマネをします』みたいなことを言って、会場を笑いに変えたんです。そこから、芽郁ちゃんも普通に戻って、『この映画を盛り上げてくれたらうれしいです』と言っていましたね。芽郁ちゃんが泣いたのはそのときだけで、特に落ち込んでもいなくて、明るい感じでした」

 永野の姿を一目見ようと、映画には間に合わなくても、舞台あいさつだけに来たファンもいたようだ。話を聞かせてくれた女子高生は、授業が終わってから映画館に駆けつけたという。

「今日は芽郁ちゃんの舞台あいさつを見るためだけに来ました。最後に自分の思っていることを伝えてくれたし、会えてうれしかったです。後ろを向いて泣いちゃったときは、会場から『頑張れー』とか『大好き』とかいう声が飛んでいました」

 ファンからは温かく迎えられた永野だったが、「週刊文春」には田中圭(40)との不倫疑惑の“続報”が報じられたこともあり、世間からの風当たりは強いままだ。双方の所属事務所は不倫報道を否定したが、永野が出演していた企業のCM動画が次々と削除され、来年のNHK大河ドラマの降板も発表された。

次のページ 1階席には20人くらいしか客がおらず…