「太田上田」収録中の太田光さん(左)と上田晋也さん ©中京テレビ
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 中京テレビで、火曜深夜0時59分から放送されている「太田上田」は、爆笑問題の太田光さんとくりぃむしちゅーの上田晋也さんが繰り広げる自由奔放なトークで人気を集めている。現在、全国14局でしか放送されていないが、番組開始当初から配信に力をいれているため、いつでもどこでも見ることができる。番組の魅力を、出演する二人に聞いた。

【写真】太田光と上田晋也が語る「太田上田」が10年続いた理由 適当さと自由があった?

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――オンデマンドの配信番組「太田と上田」からスタートし、中京テレビに放送が移り、「太田上田」になって10年が経ちます。

太田:始まりは雑談でしたからね。地上波でもできるようになって、こんな自由な番組は1、2年続けばいいなくらいに思っていたんですが、気が付いたら10年かって(笑)。

上田:雑談すぎて、話した内容を本当に覚えていないくらい(笑)。だから、いつも新鮮な気持ちで取り組めている。それが10年も継続できている秘訣かな。でも、雑談していたら10年が経っていたという感じ。自由にできる番組を続けられるというのは、光栄なことだと思います。

――「太田上田」の特徴は。

上田:夜中の番組ではあるし、かしこまってテレビの前に座らなくてもいい。お酒を飲みながらなど、“ながら見”してくれればいいという気持ちがあります。

太田:ラジオに近いですかね。テレビ番組は、ジャンルによっては「決まり事」がある場合があって長時間、フランクに語ることができない。でも、ラジオだとみんなやるんですよ。聞いている人も“ながら聞き”だったりするから。夜中だと、ゆるくやりやすい。

上田:ラジオね! ピーちゃん(太田さんの愛称)は、この前、「田中とネタ合わせしててさ」みたいな話を30~40分くらい収録で話してたじゃん。しかも前も聞いたことある話、みたいな(笑)。そんなことをやらせてくれる番組なんてないよ、生放送とかだったら大事故だよ。

太田:いや、別のテレビの収録でもやってんだよ? でも全部カットされちゃう。この番組だと流れるんだけどね(笑)。だから結構うれしいし、楽しいんですよ。

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