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「カカオ含有量70%以上のチョコ」が効果を発揮

 じつは、私のクリニックにいらっしゃる脂肪肝の患者さんは、9割方の人が高カカオチョコレートを食べることを習慣にしています。そして、これによりほぼすべての方が肝機能改善に成功されています。肝臓の脂肪だけでなく、内臓脂肪や皮下脂肪も落ちて、すっきりやせられた方も少なくありません。

「いったい、どうして?」「チョコなんか食べたら、逆に脂肪が増えて太るんじゃないの?」と、不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。

 もちろん、どんなチョコレートでもよいわけではありません。甘いチョコを食べすぎれば太ってしまう可能性もあります。ただ、「高カカオチョコレート」と呼ばれるカカオ含有量70%以上のビタータイプのチョコには、脂肪肝や肥満の解消に役立つ多くの効果が期待できるのです。

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