3日(月)、気象庁は「低温に関する早期天候情報」を発表しました。沖縄・奄美・九州南部・九州北部・四国では、2月9日頃から、10年に一度の低温になる可能性が高まっています。立春寒波の後も、まだ寒さが長引きますので、体調管理に注意が必要です。
立春寒波の後も「10年に一度の低温」予想
3日(月)は立春で、暦の上では春を迎えますが、まだまだ寒さは続きそうです。列島に立春寒波が近づいている中、気象庁は「低温に関する早期天候情報」を発表しました。
これは、その時期としては10年に一度程度しか起きないような著しい低温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。
この情報によりますと、沖縄・奄美・九州南部・九州北部・四国では、5日間平均気温を平年と比べると、2月9日頃から「かなりの低温」が予想され、「10年に一度の低温」になる可能性が高まっています。
本来なら少しずつ寒さが和らぐ時期ですが、寒さが長引くということで、農作物の管理に注意が必要です。また、受験シーズンでもありますので、寒さで体調を崩さないよう、十分お気をつけください。
各地の詳しい気温は?
各地の気温を、詳しくみていきます。
10日(月)頃にかけては、高知・福岡・鹿児島では、最高気温が一桁の日が多いでしょう。寒気が強いので、九州でも大雪になるおそれがあります。
那覇では、最高気温が15℃前後の日が多いでしょう。平年ですと、那覇のこの時期の最高気温は19℃くらいなので、沖縄でも寒気の影響を受けそうです。
そして、来週前半も、高知・福岡・鹿児島では、最高気温が10℃前後の日があるでしょう。福岡は12日(水)は、日差しがあっても9℃の予想です。週の後半になると、ようやく、15℃以上の日が増えそうです。
那覇も、来週前半は、まだ朝晩を中心に、この時期にしては気温が低いでしょう。来週後半になると、やっと最高気温が20℃を超える日が増える見込みです。