処分当日の京都競馬場で起きていた「異変」
岩田騎手の処分当日、15日の京都競馬場では、いつもと違う光景が話題になった。ルメール騎手、坂井瑠星騎手、岩田望来騎手の3名が、「Yasunari」の名前の入ったジョッキーパンツを着用して騎乗していたのだ。
「3人がどういう意図で着用したかは不明ですが、処分に対しての何らかの意思表示だったのかもしれません。岩田騎手のケースは、確かにルール違反ですが、悪質性は低いといえます。スマホ使用を厳しく取り締まるのは公正競馬の確保のためとはいえ、運用ルールと処罰の判定基準がファンには見えにくく、競馬ファンも騎手たちも違和感を覚えたのだと思います」(スポーツライター)
スマホの不適切使用に対する再発防止策としての厳罰化は避けられないとしても、現代の生活の中でのスマホの存在を鑑みれば、時代に即したルール変更を一考する時期にきているのではないだろうか。
(宮本エミ)