――加代子が機転を利かせて夢を掴んでいくストーリーである一方、天敵・東十条との世代も境遇も超えた友情の物語でもある。劇中のような試練や困難、理不尽さを自身はどうやって乗り越えてきたのだろうか。
柚木:いつも空想で乗り切ってきたので、すごく理不尽だなと思っても、この人の家族と仲良くなって家に住み着いたら、すごく嫌がるだろうなとか。まさに劇中の東十条家のように(笑)。
のん:私は、その場でどうにか仕返ししたくなっちゃいます(笑)。ふんわりした空気を持って言い返すっていうのをやっていますね。言われたほうも「のんさん、ふわっとしてるからな~」ですぐ済んじゃうんですが。
(構成/ライター・福アニー)
※AERA 2024年12月23日号より抜粋