斂葬の儀で、百合子さまの祭壇へと向かう三笠宮家の彬子さま=2024年11月26日、東京都文京区の豊島岡墓地
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 2024年も年の瀬に迫った。そこで、AERA dot.上で下半期(7月1日~11月30日)に多く読まれた記事を振り返る。皇室編の7位は「百合子さまの斂葬の儀 瑶子さま『金髪ピンクメッシュ』は上品な栗色に 承子さま『細眉と茶髪』の平成ギャルスタイルで参列されたことも」(11月28日配信)だった(※肩書年齢等は配信時のまま)。

【写真】承子さまが茶髪、細眉の「平成ギャル」スタイルで儀式に参列された頃

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 101歳で亡くなられた三笠宮妃百合子さまの本葬にあたる「斂葬(れんそう)の儀」が11月26日、東京都文京区の豊島岡墓地で営まれた。百合子さまの温かなお人柄を慕って参列者が集まり、最後のお別れのために長い列をつくった。孫の三笠宮家の彬子さまが喪主を務め、皇族総代の高円宮妃久子さま、彬子さまの妹の瑶子さまら親族は、百合子さまを見送った。

 宮内庁楽部による雅楽の葬送曲「竹林楽(ちくりんらく)」が奏でられるなか、豊島岡墓地をゆっくりと進む霊車。そして、百合子さまの棺は、喪主の彬子さま、皇族代表の高円宮妃久子さま、三笠宮家の瑶子さまら親族に伴われて葬場に安置された。

「斂葬の儀」が営まれる間、黒く長いベールで顔を覆った彬子さまは、ときおり白いハンカチで涙をおさえながら、参列者の拝礼を静かに見守っていた。
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 百合子さまの祭壇に向かって、右の幄舎(あくしゃ)には秋篠宮さまご夫妻や天皇、皇后両陛下の長女愛子さまら皇族や親族が着席していた。

 最前列の中央に近い位置には、喪主である彬子さまが、その隣には皇嗣の秋篠宮さまと皇嗣妃の紀子さまが座り、2列目に天皇、皇后両陛下の長女愛子さま、秋篠宮家の次女佳子さま、そして長男の悠仁さま、常陸宮妃華子さま、三笠宮家の瑶子さまと続いた。
 

金髪ピンクメッシュは栗色に

 瑶子さまは、悲しみをこらえるように口をかたく結び、すこしうつむくようにされていた。

 10月に催された秋の園遊会では、金髪にピンクメッシュを入れた華やかな髪型をされていたが、百合子さまの逝去に伴う一連の儀式では髪色を戻し、この日の瑶子さまの黒いベールからは、上品な栗色の髪がのぞいていた。

 参列者のひとりは、こう振り返る。

「瑶子さまの髪色について最近、マスコミでも騒がれていたようですが、おぐしを気に留める方などそう多くはないでしょう。各国の駐日大使はそれこそ、金髪やウェーブをなびかせている方、鮮やかな民族衣装をお召しの方もおられてカラフルな光景。瑶子さまは大人でいらっしゃるし、学校の校則のように黒髪こそ皇族にふさわしいという訳でもないのでは……」

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懐かしい「平成ギャル」風の皇族