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今日17日(日)の夜は、月と木星が接近して輝きます。近くには天王星も見られ、夜空が賑やかです。関東から九州では太平洋側を中心に観察のチャンスがありそうです。

今夜 月と木星が近づいて輝く

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今日17日(日)の夜は、東の空で月と木星が接近して輝きます。最も接近するのは20時頃で、月と木星は夜が明けるまでずっとそばに見えています。

満月を過ぎたばかりの月はかなりの眩しさですが、存在感のある木星や、賑やかな星々を探してみるのもよさそうです。

近くには天王星も 双眼鏡で眺めよう

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また、今日17日(日)は、天王星がおうし座で衝(太陽・地球・天王星がまっすぐに並ぶ)となり、一晩中見える時期です。明るさは約6等級で、肉眼では見つけにくいため、双眼鏡を使うよいでしょう。

月明かりがまぶしいものの、月の右方向を、おうし座のプレアデス星団からたどって見つけるとよさそうです。

気になる今夜の天気は

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今日17日(日)の夜は寒冷前線の通過に伴い、曇りや雨の所が多いでしょう。
関東南部や東海の一部、四国の太平洋側や九州、沖縄の一部では、観察のチャンスがありそうです。ただ、夜はグッと冷えてきますので、暖かい服装で観察してください。

なお、明日18日(月)の未明から明け方にかけては「しし座流星群」が見頃を迎えます。月明かりがあって条件はあまりよくないものの、東海から九州の太平洋側を中心に観察のチャンスがありそうです。