チャンミン:ユンホの言う通り、僕たちの今の年にふさわしい曲だと思います。20年前でもできなくはなかったと思いますが、今の年だから出せる大人の味、男の魅力が感じられるんじゃないかな、と。自分で言うのはちょっと恥ずかしいですけど。
ユンホ:今回、生放送の音楽番組で初披露しました。緊張もしましたがワクワクしましたね。
チャンミン:久しぶりの生放送だったしね。僕は「SWEET SURRENDER」の前に披露した「Why?(Keep Your Head Down)」のイントロでユンホが「行くぞ!」と叫んだ瞬間、一気にテンションが上がって「SWEET SURRENDER」まで楽しんで踊れました。
謎解きやギミック満載
――アルバム発売を前に、ファンたちの盛り上がりも増してきている。東方神起のアルバムと言えば謎解きやギミックが満載なことで知られているが、今回も例にもれず。そのため、SNS上には先行公開された楽曲の中のギミック探しや謎解き、歌詞やMVの世界観の考察が盛んにおこなわれている。例えば、「SWEET SURRENDER」のMVは、トランプが使われていたり仮面舞踏会が出てきたり、東方神起の“過去”を彷彿とさせるのだそうだ。ファンの考察や謎解きの中には「僕たちも気づいていなかったり、狙っていなかったりすることも多い」(ユンホ)と苦笑する二人。
チャンミン:そういうことがよくあるんですよ。真相を聞かれた時、どう答えていいか困ってしまうこともあって。だけど、細かいところまで見てくださって嬉しいです。いろんな楽しみ方をしていただきたいですね。
(構成/ライター・酒井美絵子)
※AERA 2024年11月4日号より抜粋