現在放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」がきっかけで、2000年代の“ギャル文化”が脚光を浴びる中、当時「ギャルのカリスマ」と呼ばれたタレント・安西ひろこ(45)にも注目が集まっている。
16歳でグラビアアイドルとしてデビューし、当時は金髪ヘアやギャルメイクがトレードマークだった安西。1990年代後半から2000年代初頭にテレビや雑誌で活躍した一方、01年にパニック障害と診断され、13年間にも及ぶ療養期間へと入るなど、苦労も経験してきた。女性ファッション誌の編集者が当時を振り返る。
「安西さんは、グラドルデビューからほどなくしてギャルタレントとしてブレーク。01年にはドラマ『スタアの恋』にレギュラー出演し、俳優としての活躍も期待されていました。しかし、そんなさなかに突然、芸能活動を休止。のちに安西さんが明かしたところによると、実は内面はギャルとは真逆だそうで、当時はファンの期待を裏切らないようにギャル語を勉強していたとか。そんな真面目な性格も要因となり、重度のパニック障害を発症してしまったそうです」
その後、彼女は病気を克服し、14年に芸能界へ完全復帰。バラエティー番組などへ出演するようになった。
さらに、22年にはサウナでのビキニ姿をインスタグラムに投稿し、「40歳過ぎてもスタイルが20代と変わってない! すごすぎる」「まだまだグラビアやれますね」と賛辞が寄せられた。加えて、今年6月に胸元が大胆にあいたセクシーなドレス姿を投稿した際にも、同様に大きな反響があった。
前出の編集者が言う。
「近年は、美白が印象的な清楚系スタイルに様変わりした安西さん。現在はダイエットカウンセラーやファスティングカウンセラーなどの資格を保有し、美容家として“美活”に関するイベントを開催するなど、芸能界の枠にとらわれない活動を行っています。また、9月には自身の公式YouTubeチャンネル『世界がやさしくなる、かわいいの作り方』を開設。主に40代へ向けた“若見えメイク術”や体形に関する動画を公開しており、新たなファンを増やしているようです」