22日放送の「日曜日の初耳学」(TBS系)は、俳優やアーティストとして活躍する菅田将暉がゲストとして出演する。菅田は2021年に俳優の小松菜奈と電撃結婚し、同時に人気だったラジオ番組を卒業したことで世間を驚かせた。菅田が「結婚」と「ラジオ卒業」でみせた不退転の覚悟とは? 当時の記事をあらためて紹介する(この記事は「AERA dot.」2022年1月18日に掲載したものの再配信です。年齢や肩書などは当時のもの)。
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俳優・菅田将暉(28)が主演を務めるフジテレビの「月9」ドラマ「ミステリと言う勿れ」が10日よりスタートした。初回の世帯視聴率は13.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好発進。見逃し配信でも2日間で145万回再生(合計値)と、フジテレビドラマの最高記録を更新した。
累計発行部数1300万部を突破する超人気漫画が原作のため注目度の高さは織り込み済みだが、主演を務める菅田将暉の評価もすこぶる高い。民放テレビ局のドラマ制作スタッフは次のように語る。
「本作の撮影は、2020年12月から2021年の3月まで、つまり今から1年以上も前という時点で超異色作と言えます。菅田さんのスケジュールがそこしかなかったという事情もありますが、オンエアの1年以上前にすべての脚本作業やロケ準備をしてクランクインすること自体、極めて異例でしょう。それだけ、この作品の主演をどうしても菅田さんにやってもらいたかったということなんでしょう。本作で菅田さんは漫画原作の主人公をしっかりビジュアル化し、アフロのような天然パーマで膨大なセリフの量を理路整然と述べ、原作ファンからも大好評です。個性的な主人公の特徴をちゃんと映像に落とし込むべくセリフの抑揚や目線をいつも以上にわかりやすくしている点も、天才的な芝居のうまさを感じますね」
第1話でクランクアップとなった遠藤憲一は「1話に4か月もかかった」とコメントしているが、撮影期間やキャストを考えても、映画並みの作品になると言われている。今後も瑛太をはじめいろんなキャストが出てくる予定で、前代未聞の異色の連ドラになりそうだ。
菅田は、私生活では昨年11月に女優の小松菜奈との結婚を発表。4年に及ぶ長い“片思い期間“を経て交際に発展したことも話題となった。スポーツ紙の芸能担当記者は言う。
「結婚発表の直後には、気になる動きがありました。昨年末に自身のレギュラー番組である『オールナイトニッポン』を卒業することを発表したのです。卒業の理由として、本人は『シンプルに体力面』と明かしています。同番組は深夜1時からの生放送で、たとえ週に1回の生放送であっても、どうしても時差ぼけ状態になってしまうため、俳優業との両立がなかなか難しいと。おそらく、結婚して守るべき人もでき、今後はより俳優業に専念しつつ、家庭との両立を考えたいということなんでしょう。ラジオ卒業を惜しむ声も相当多いですが、結婚して改めて役者としての自分を第一に考えようというスタンスの表れだと思います」