12日、天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは那須御用邸(栃木県)で静養に入られた。4月から日本赤十字社で嘱託職員として勤務する愛子さまにとって、就職後初めての夏休み。愛子さまは「また今年もこのようにして家族で那須に来ることが出来たことをとてもうれしく思っております」と笑顔を見せられた。愛子さまの“家族で”という言葉に、天皇ご一家の仲の良さが伝わるが、そんな仲良しご一家にまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年8月31日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
【写真で見るとすごい!】雅子さまの美しい前傾姿勢の所作の瞬間
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天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは、栃木県那須町の那須御用邸でご静養中だ。4年ぶりということもあり、天皇ご一家の様子はたくさん報じられた。お出迎えの人たちが待ち受けるJR那須塩原駅に置かれていた植木鉢に、雅子さまがつまづいたハプニングも話題となったが、そんな場面にも「さすが、雅子さま」という振る舞いがあったとマナーの専門家は話す。
21日の午後、JR那須塩原駅にはご静養に向かう天皇ご一家を出迎える人たちがたくさんいた。天皇ご一家が歩かれるところを示すために並べられた植木鉢に、雅子さまがつまずかれた。
雅子さまは「見事につまずきました」と話したと報じられており、天皇陛下も「あそこまでは行かないことになっていたんですね」と動線だったことを振り返られたそうだ。
このときの雅子さまの様子に関して、「本当にみなさんとお近くでお話しがしたいというお気持ちを感じました」とは、大手企業のマナーコンサルティングやNHK大河ドラマ、映画などのマナー指導も務めるマナーコンサルタントの西出ひろ子さんだ。
雅子さまは「その先にいるみなさんの近くへ」と進まれたためにつまづかれたが、姿勢そのものにマナーのプロである西出さんは感嘆する。