
秋篠宮家の長男、悠仁さまは、9月6日に18歳の成年を迎えた。男性皇族の成年は1985年の秋篠宮さま以来、39年ぶりだ。8月に京都で開催された「国際昆虫学会議」では、トンボに関する研究について発表したが、幼いときから昆虫と触れ合ってきた悠仁さま。そんな「生物学者」としての原点ともいえる場面を、写真で振り返る。
【写真】フワフワの白い大型犬にそっと手を伸ばす悠仁さまが可愛い!





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悠仁さまが2023年11月に発表した学術論文、「赤坂御用地のトンボ相」は、悠仁さまが12年から22年の間に見つけたおよそ40種のトンボの特徴についてまとめたものだ。
2012年といえば、悠仁さまは5~6歳。そのときからのフィールドワークを、いまも続けているのだ。
これまでの写真や映像をあらためて振り返ると、昆虫の採集や観察、昆虫図鑑を眺めるシーンなど、昆虫に夢中な悠仁さまの姿が数多く記録されている。
たとえば、もうすぐ2歳になる悠仁さまが、栃木県の那須御用邸で、トンボの羽を傷つけないように、そっとつまむ写真がある。幼いながらも、小さな命に触れることに対する驚きや緊張が伝わってくる。

豊かな緑が広がる那須御用邸は、小さな悠仁さまにとって昆虫と思う存分に触れ合える場所だったのだろう。
3歳の夏、「パパ」の秋篠宮さまに肩を抱かれながら、那須御用邸の敷地で虫捕り網を手に「獲物」を狙う瞬間を撮影した写真も。「シーッ」という声が聞こえそうなほど真剣な父と子の表情に思わずほほ笑んでしまう。
幼き日に「研究者」としてスタート
宮内庁が5歳の誕生日にあたって公表した写真には、昆虫や魚の図鑑を広げて、父と子が楽しそうに話をしているシーンがある。
秋篠宮さまは、ニワトリなど家禽類の研究を続ける研究者でもある。悠仁さまと図鑑を眺めながらの団らんにも、熱が入るのだろうか。