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関東の都市部はしばらく猛暑が続くほか、不安定な天気にも注意が必要です。一方、標高の高い避暑地では、暑さは少し和らぐ所が多い見込みです。

都市部は猛暑が続く

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関東地方はこの先も連日、強い日差しが照り付けそうです。気温は朝から高く、各地とも最高気温が35度以上の猛暑日となる日が多くなる予想です。

日が暮れたあとも気温の下がり方は鈍く、熱帯夜が続く見込みです。昼間だけでなく、夜間も適切に冷房を使用するなど、一日を通して熱中症対策が必要です。

一方、関東地方には、南から暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続きます。気温の上昇も加わり、午後を中心に局地的に雨雲や雷雲が発達しやすく、天気の急変にも気をつけた方が良さそうです。

避暑地は30℃前後

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関東近郊の有名観光地の最高気温は、しばらく30℃前後で推移する予想です。東京都心など関東の都市部と比べると、暑さのレベルは少し低くなりそうです。関東有数の温泉地のある群馬県草津町は、標高の高いこともあり真夏日が予想されていません。

ただ、ほかの避暑地は最高気温が30℃以上の真夏日となる日が多い予想です。湿度が高いと、熱中症のリスクが高くなります。猛烈な暑さとならなくても、暑さ対策が欠かせません。

また、山沿いの地域では、平地に比べて夕立が発生しやすくなります。午後の早い時間から天気が変わる可能性があるため、空模様の変化にも注意が必要です。