坂井泉水さん音楽葬。スタジオをイメージした「偲ぶ会」の祭壇=2007年6月26日 東京都港区の青山葬儀所
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 5月27日はZARDのボーカル・坂井泉水の17回目の命日だったが、ZARDは再び動き出した。2026年のデビュー35周年に向け、25年2月10日から “ZARD 35周年YEAR”がスタートする。その企画の第1弾として17年ぶりとなるリクエスト投票による“リクエストベストアルバム”のリリース決定が発表され、投票が始まった。AERA dot.では「ZARDの好きな曲」アンケートを実施。前編の10~6位に続き、5位から1位を発表。注目の1位の曲は?(アンケートは24年5月20~27日、AERA dot.の記事や公式SNSで実施。762人が回答した)。

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5位「Don’t you see!」39票

 5位に入ったのは「Don’t you see!」(1997年1月6日リリース/作詞:坂井泉水/作曲:栗林誠一郎/編曲:葉山たけし)。

「歌詞がとても好き」(60代・男性)と、この曲を好きな理由としてひとこと、「歌詞」という回答が多かったのが特徴的だった。

「とにかく歌詞。誰にでもあるであろうと思う情景を当たり前の言葉で表現しているのに、何か特別に感じさせる詩。今でも毎日聴いています」(50代・男性)
 

 歌詞が好きという声が多い曲だけに、心をつかまれた人がいるのは当然なのかもしれない。

「デビュー当時からの曲のファンであり理想の女性です。歌詞の中に“いろんな人を見るより ずっと同じあなたを見ていたい”“どんなに急いでも私をつかまえていて”が書いてあるから。今でも自分の心をつかまれたままです」(50代・男性)
 

 坂井泉水さんが亡くなった当時の記憶はないかもしれない、若い世代からの声もあった。

「とにかく歌詞に惹かれました。自分自身を理解して欲しい気持ちと素っ気ない態度をとってしまう、このどうにもならない感情と恋のもどかしさが好きです」(20代・男性)

「保育園の送り迎えの時にいつも母親が聞いていて、物心つく前から身近にZARDはいました。他の楽曲とも凄く迷いましたが、1番この曲がどんな時も自分に寄り添ってくれたかなと思い、この選曲になりました」(20代・男性)
 

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ZARD初のアニソン