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明日1日から4日頃にかけて、東北や関東は大気の状態が不安定で、晴れ間があっても局地的に雨が降る見込み。急な雨や雷雨に注意。5日から7日は東北から九州の広い範囲で晴れるでしょう。6月の中旬になっても前線が北上しにくく、九州から関東甲信の梅雨入りは平年よりも遅れる見込みです。

6月1日~7日の天気

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明日6月1日は、台風から変わった低気圧が発達しながら三陸沖に進むでしょう。低気圧から延びる前線は次第に南下する見込みです。九州から関東甲信と北陸、東北南部は、日中は広く晴れる見込みです。ただ、山陰や東海の一部、関東甲信、東北南部では夕方から雨の降る所がありそうです。東北北部は曇りや雨でしょう。北海道は午前中は一部で雨が降りますが、日中は晴れる所が多い見込みです。

明後日2日は、上空に寒気を伴った低気圧が日本海に進み、大気の状態が不安定になる見込みです。東北や関東を中心に雨や雷雨となりそうです。北海道や近畿、九州は大体晴れる見込みです。3日も上空の寒気や暖かく湿った空気の影響で、大気の不安定な状態が続くでしょう。東北や関東を中心に所々で雨や雷雨になる見込みです。大雨となる所がありますので、今後の情報にご注意ください。北海道と東海から九州は大体晴れるでしょう。2⽇から3⽇にかけて、沖縄地⽅では、暖かく湿った空気が流れ込んで雨が降る見込みです。状況によっては警報級の⼤⾬となるおそれがあるので注意が必要です。

4⽇は気圧の谷の影響で、東北と関東で雨が降るでしょう。5日と6日は北海道で雨が降りますが、東北から九州は広く晴れる見込みです。7日は全国的に晴れるでしょう。

8日~13日の天気

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8日は近畿や関東で雨が降りますが、その他は大体晴れるでしょう。9日は九州から北海道まで広く晴れそうです。10日以降も晴れる所が多いですが、東北や北海道は11日と12日はすっきりしない空模様になりそうです。沖縄はまだしばらく梅雨空が続くでしょう。

最高気温は平年並みの所が多くなりそうです。北海道は8日と9日は平年より高く、25℃くらいまで上がり、汗ばむくらいになるでしょう。

各地の梅雨入りは?

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沖縄と奄美では5月21日頃に平年より遅れて梅雨入りとなりましたが、31日正午現在、その他の地域ではまだ梅雨入りが発表されていません。九州南部は5月30日ごろが梅雨入りの平年ですが、平年より遅れて梅雨入りとなりそうです。6月上旬は、冷たい空気を持つオホーツク海高気圧が北から張り出すため、梅雨前線は北上しにくいでしょう。そのため、九州から関東甲信の梅雨入りは平年より遅れる可能性が大きくなってきました。九州北部から関東甲信は6月上旬が平年の梅雨入りですが、中旬以降に梅雨入りとなりそうです。

過去には梅雨入り早々、大雨となり、大きな被害をもたらしたこともあります。今のうちから早め早めの大雨への備えをしておくようにしましょう。