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台風1号は強い勢力を維持したまま、沖縄の南に進む見込みです。その後も北上を続けて、31日頃には関東に近づく可能性があり、注意が必要です。

発達しながら北東へ

強い台風1号は28日午後3時現在、フィリピンの東を北東に進んでいます。このあとはさらに発達しながら北東に進み、明日29日は暴風域を伴ったまま沖縄県の大東島地方に近づく見込みです。

その後も北上を続けて、31日には関東に接近するおそれがあります。予報円の北寄りを進んだ場合、関東にかなり近づく可能性もあり、今後の台風情報に注意が必要です。

海面水温は高め

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台風1号が28日午後3時現在位置している、フィリピンの東付近の海域の海面水温を見てみると、昨日27日時点で30℃程度となっています。台風の勢力を強める要因の一つとして海面の温度が挙げられますが、一般的に、台風が発達・勢力維持するために必要な海面の温度は、28℃程度と言われています。

昨日の段階で先島諸島付近まで海面水温が28℃前後となっていて、台風が進むと予想される海域では、台風がしばらく発達・勢力維持するために必要な海面の温度となっています。