ゴールデンウィークの期間、関西では数日の周期で天気が変わるでしょう。気温は平年より高い日が多く、真夏日になる所もある見込みです。連休で外出予定の方も多いかと思いますが、熱中症には十分注意が必要です。
期間中ごろからは晴天多いが 30日(火)は雨脚が強まる所も
ゴールデンウィーク期間の関西の天気です。
○27日(土)~28日(日)
27日(土)は、夕方以降は天気がゆっくりと回復に向かうでしょう。28日(日)は高気圧に覆われて、全般に穏やかに晴れる見込みです。力強い日差しに後押しされて、気温がグングン上昇するでしょう。
○29日(月)~30日(火)
29日(月)昭和の日は、昼ごろまでは日差しが出る所もありますが、夜は各地で雨が降る見込みです。30日(火)は全般に雨が降ったりやんだりで、局地的に雷を伴って雨脚が強まる恐れがあります。お出かけを予定している方は、落雷や突風、急な強い雨にご注意ください。また、閉め切った屋内や人が多い場所では、ムシムシと感じられそうです。
○1日(水)~6日(月)
1日(水)の初めは雨が残るものの、次第に晴れてくる所が多いでしょう。2日(木)から5日(日)こどもの日は、おおむね晴れの天気が続き、昼間の気温は日を追うごとに高くなる見込みです。連休最終日の6日(月)は、全般に雨が降るでしょう。
28日(日)は夏日続出 京都と奈良は真夏日予想
ゴールデンウィークの期間、気温は平年並みか平年より高い日が多く、特に28日(日)は暑くなるでしょう。
28日(日)は広く夏日となり、京都や奈良など、内陸の一部では31℃と真夏日の予想です。空気は比較的カラッとしているため、日陰では暑さをしのげますが、急な暑さは体にこたえます。日差しがある場所での長時間の活動や無理な運動は控え、こまめに休憩、水分補給をおこないましょう。
暑くなる前から始めよう 熱中症予防
熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。
① 暑くなり始めのころから、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。
② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。