東京の桜(ソメイヨシノ)の開花は、もう間もなくと言った所まで進んできました。靖国神社にある東京の桜の標本木も、この土日の季節先取りの暖かさで蕾が膨らんできています。明日18日以降は、寒さが戻りますが、21日(木)ごろには開花する見込みです。
東京の桜 土日の暖かで蕾も膨らむ
桜の季節が近づいています。気象台の標本木からは桜(ソメイヨシノ)の開花の便りはまだありませんが、全国一番乗りの常連である東京も、もう間もなくと言った所です。
靖国神社にある東京の桜の標本木を見てみると、15日(金)の時点では蕾(つぼみ)は、まだ固くわずかに緑に見えるくらいでした。それが平年よりも気温が高くなった15日(金)と5月並みの気温となった16日(土)の季節外れの暖かさで生長が促され、蕾が膨らみ、全体的に緑が目立つようになってきました。
東京は今週は真冬の寒さに戻る日も
東京都心は、今日17日の14時までの最高気温は21.7℃と2日続けて20℃を超えました。明日18日以降の気温をみると、明日18日は最高気温14℃と今日より8℃くらい低く、平年並みに戻るでしょう。北風も強まるため、より一層寒く感じられそうです。風を通しにくい暖かい服装を選ぶとよいでしょう。
19日や21日は12℃の予想で、2月下旬並みの寒さとなりそうです。最低気温も3℃ほどと、この時期としては冷えそうです。体調を崩さないようにご注意ください。
桜の開花・満開予想
最新の日本気象協会の桜開花予想によると、東京の開花は21日(木)の予想です。過去最も早い開花となった昨年(※)と比べると、1週間遅い開花となるでしょう。その後、28日(木)には満開を迎え、来週末にかけて見頃となりそうです。
なお、寒気の強さによって、開花や満開の日が前後する可能性があります。tenki.jpで最新の情報を確認し、お花見の参考になさってください。
※2023年は3月14日に開花。2020年と2021年と並び、過去最早。