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今日16日(土)、東京都内や埼玉県内で「花粉光環」が出現しています。スギ花粉の飛散がピークを迎えている所が多く、明日17日(日)も東海や関東、北陸、東北南部は花粉の飛散量が「非常に多い」予想です。

花粉光環=花粉大量飛散中

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今日16日(土)、本州付近は広く晴れて、九州から関東では所々で気温が20℃を超えています。

広い範囲でスギ花粉の飛散がピークを迎えており、東京都内や埼玉県内では、花粉がたくさん飛んでいる時に太陽の周りにできる、虹のような光の輪「花粉光環」が出現しています。

花粉光環のしくみ

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花粉光環とは、花粉がたくさん飛んでいる時に太陽の周りに虹のような光の輪ができる現象です。大気中に舞った花粉が太陽の光を曲げることで起こります。

光環は、障害物の大きさや形が揃っているほど虹色の濃度が上がるという性質があります。スギ花粉の直径は、約30μm~40μm(0.03mm~0.04mm) と大きさが揃っています。さらに、スギ花粉のように突起をもつものは大気中で同じ方向を向きやすいため、そのぶん濃度の高い虹色となります。
花粉光環を撮影する場合は、建物や街灯、木の葉などで太陽を隠すと、撮影しやすくなります。ただ、撮影の際は太陽を肉眼で直接見ないように十分注意してください。

花粉光環は写真で見ると美しいですが、花粉が大量に飛散している証拠です。花粉光環が出現した場合は、花粉症の方はいっそう万全な対策が必要といえます。

明日は東海~東北で「非常に多い」

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明日17日(日)は、午前中から雨が降る九州では花粉の飛散が抑えられますが、雨の降り出しが午後になる中国、四国では「やや多い」予想です。近畿は夕方以降に雨が降るため、「多い」でしょう。
東海や関東、北陸、東北南部では、日中は日差しの届く所が多く、気温も高いため、広い範囲で「非常に多い」予想です。大量飛散のサインである花粉光環の見られる所もあって、花粉症の方にとっては辛い日が続きそうです。

屋外で活動する方も多いと思いますが、花粉が付きにくい素材の服を選ぶなど、少しでも工夫するとよいでしょう。

外出時の花粉対策 服装編

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、服装を工夫することで、花粉を防ぐ効果が期待できます。

① 洋服は、素材によって、花粉が付着しやすいものと、付着しにくいものがあります。一般的にウール製の衣類などは、木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

② 花粉が付着しやすいのは、洋服だけでありません。露出している頭や顔は、つばの広い帽子をかぶると、花粉が付着する量を少なくすることができます。髪の長い方は、まとめるだけでも、効果的です。また、手袋をすると、手に付着する花粉を減らすことができます。

ヒノキ花粉にも注意

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なお、これからの時期はヒノキ花粉が増えてきます。

九州ではひと足早くヒノキ花粉シーズンに突入する見込みで、中国、四国から東海でも3月下旬にはヒノキがピークを迎える所があるでしょう。東京都内でも多摩地区ではすでにヒノキ花粉が飛び始めており、関東も3月下旬にはスギからヒノキへとバトンタッチしそうです。