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今週末にかけては高温傾向で、各地で4月並みの暖かさになる見込みです。一転して、来週は気温が急降下して冬の寒さに逆戻り。関東から西は桜の開花にも影響が出てくる可能性があります。

前半(3月15日~21日) 今週末は暖気流入 来週は寒気流入

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明日15日~週末(16日、17日)にかけては各地で気温が上昇。関東から九州は最高気温が20℃くらいの所が多く、軒並み4月並みの暖かさになるでしょう。北陸から北海道も平年を大幅に上回る暖かさになりそうです。

暖かさの原因は、上空に流れ込む暖気。日本海に進んでくる低気圧に向かって、南からの暖気が強まるため、各地で季節先取りの気温になります。

来週(18日~21日)は、一転して冬の寒さが戻ってきます。日本海側では断続的に雪が降り、特に北陸周辺は局地的に雪の降り方が強まる恐れがあります。関東から九州の太平洋側でも19日~20日(春分の日)の頃は所々で雨が降るでしょう。上空の気温次第で雪が交じる可能性もあります。

寒さの要因は、上空の強い寒気です。日本付近は18日頃から冬型の気圧配置となり、北から強い寒気が南下してきます。この寒気が21日頃まで長く居座るため、「寒の戻り」が長引く予想です。

後半(3月22日~27日) 西日本は「催花雨(さいかう)」

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後半(22日~27日)は、西日本を中心に雨の降る日が多くなるでしょう。22日はいったん天気が回復してほぼ全国的に晴れますが、23日以降は西日本を中心に雨が続き、降り方の強まる日もありそうです。26日~27日は関東や東北などでも曇りや雨となるでしょう。

雨の原因は、低気圧や前線が西日本付近を通過する日が多くなるためです。3月後半~4月頃の長雨は、花の開花を促す雨ということから「催花雨(さいかう)」と呼ばれることがあります。ちょうど桜の開花が進む時期なので、まさに「催花雨」となるかもしれません。

桜の開花・満開予報 寒の戻りの影響は?

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昨日13日に日本気象協会が発表した最新の桜の開花・満開予想です。20日(春分の日)に福岡、高知、名古屋で開花する予想で、21日には東京や広島で開花の見込みです。

東京では前回の開花予想(3月19日)よりも2日遅い予想に変わりました。来週の寒の戻りが影響していると考えられます。それでも来週は関東から九州の主要都市で開花ラッシュとなるでしょう。

満開予想は、東京で28日、高知や名古屋などで29日となっています。再来週は再び暖かい日が増えるため、開花から満開は順調に進むでしょう。

今年も開花、満開ともに全国的に平年より早い傾向です。お花見の計画などは早めに立てておきましょう。