今春から日本赤十字社への就職と公務の両立が始まる天皇家の長女、愛子さま(22)の存在感が増している。一方、英国ではウィリアム王子とキャサリン妃の長女、シャーロット王女への期待が高まっている。そんなふたりのプリンセスには共通点も多いと、英国王室に詳しい専門家は指摘する。
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4月から、日本赤十字社での勤務がスタートする愛子さま。
天皇陛下は2月の誕生日に際しての記者会見で、愛子さまが持つ福祉への情熱について、「福祉を通して人々の役に立ちたいという気持ち」と述べられた。
そして今月8日にはお住まいの御所で、これからの勤務先となる日赤の社長らから、能登半島地震についてご両親と一緒に説明を受けた。
成年皇族として公務への本格的な参加も少しずつ進み、徐々に増している存在感。
そうした愛子さまについて、英国王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは、こう話す。
「国民からの人気ぶりや期待感といった点で、愛子さまと、英国王室のウィリアム王子とキャサリン妃の長女であるシャーロット王女のおふたりには、どちらもプリンセスとして生まれ持った気品や堂々たる品格が自然と注目を集めている点など、重なる部分が少なくないと感じます」
ロイヤルメンバーの中核を担う存在
シャーロット王女は今年5月、9歳の誕生日を迎える。
まだ幼いが「しっかり者」として知られ。2022年9月にあったエリザベス女王の葬儀では、ひとつ年上の兄ジョージ王子に棺へのお辞儀の作法を教えていたと現地紙が報じた。
また、昨年のチャールズ国王の即位式では、純白の衣装とティアラ姿が話題となり、SNSでは「シャーロット王女」のワードがトレンド入り。「生まれながらのプリンセスだ」「気品にあふれている」など、ため息交じりの賛美がネット上に飛び交った。