質問には淀みなく的確に答えるが、意外にも自身を「人見知り」と分析する。だが、コミュニケーション下手だからこそ、心掛けていることがあるという。
「毎朝メモ帳に自分なりのタスクを書き出しているんです。『今日は現場であの人に声をかけてみよう』『あの人に久しぶりに連絡してみよう』と。忙しくなると一日があっという間に過ぎていく。後悔しないように、半歩ずつでも進めるようにしていきたい」
取材後、表紙を飾った3年前のAERAの写真を見て「まだまだ“子ども”でしたね」。あどけなさが残るその表情に、誰よりも驚いていた。そして、取材の御礼を伝えると「こちらこそ、楽しかったです」と柔らかな表情を見せた。オファーが絶えない理由がわかった気がした。(ライター・古谷ゆう子)
※AERA 2024年1月29日号
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