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今日17日の花粉の飛散量は九州から関東まで「やや多い」見込み。しっかりとした花粉対策が必要です。この先数日は花粉の飛散量が多くなる所もありそうです。

今日の花粉の飛散量は?

今日17日は、広く高気圧に覆われて、全国的に晴れる見込みです。最高気温は3月並みの所が多く、暖かいでしょう。花粉の飛散量は、関東から九州まで広い範囲で「やや多い」見込みです。お出かけの際はしっかりとした花粉対策が必要になるでしょう。北陸や東北は「少ない」ですが、油断せずに、対策をしてお出かけください。

この先の花粉飛散量は?

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この先数日は、春本番のような暖かさになりますが、来週になると、再び冬の寒さが戻るでしょう。そのため、花粉の飛散にも影響がありそうです。

東京は、明日18日と明後日19日も「やや多い」見込みです。20日と21日は最高気温が20℃くらいまで上がり、花粉の飛散量は「多い」でしょう。その後は、天気が崩れ、寒さが戻るため、花粉の飛散量は「少なく」なりそうです。

大阪や名古屋は19日以降は、花粉の飛散量は再び「少ない」日が続き、本格的な花粉の飛散はもう少し先になりそうです。ただ、花粉症の方は油断をせずに、対策をしておいたほうが良いでしょう。

福岡は、明日18日も「やや多い」ですが、19日は晴れて最高気温が20℃くらいまで上がり、「多く」なりそうです。その後は、しばらく雨の降る日が続くため、花粉の飛散量は落ち着きそうです。

今年の花粉のピークはいつ?

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今年の花粉のピークはいつになるか見てみると、スギ花粉は、東京は2月下旬から3月下旬まで、名古屋は3月に入るとピークになるでしょう。福岡はまもなくスギ花粉のピークに入り、3月中旬まで続くでしょう。

ピークの期間は10日から1か月ほど続く見込みです。また、ヒノキ花粉のピークは、3月下旬から4月上旬の所が多いでしょう。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れない見込みです。

先日15日には、関東、北陸、四国で春一番が吹きましたが、そのように風が強く急に暖かくなる日があると、花粉の飛散量が一気に増えて、ピークの時期が早まることも考えられます。ピークを迎える前から、万全な花粉対策を心がけるとよいでしょう。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。

外出時にオススメの花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。以下のように、メガネを使用すると、眼から入る花粉を防ぐ効果が期待できます。

① メガネは、できればゴーグルタイプのもの(防御カバー付きメガネ)がおすすめですが、通常のメガネを付けるだけでも、花粉対策になります。

② メガネを使用しない場合に比べて、通常のメガネを使用しただけでも、眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

③ コンタクトレンズを使用している方は、刺激を少なくするために、花粉の時期にはメガネに替えた方が良いと考えられています。