中村七之助さん:

宮藤さんと対談する中村七之助さん。「虫も魚もくさやも演じたことがあります」「宮藤さんの作品には強い歌舞伎味を感じます」(撮影/写真映像部・高野楓菜)

 私が最近思う四字熟語は、「一期一会」ですね。

 やはり私、舞台人なので、舞台にはその一日一日、違うお客様が来られるので、その人のために努力をしなくちゃいけないな、と改めて、いつもそれを肝に銘じて舞台をつとめています。

 プライベートでは、「継続は力なり」という言葉があります。

 私、今年(2023年)くらいから、パワーブリーズという呼吸筋トレーニングの器具を買いまして、やっているんですけど、まあ、毎日、朝30回、夜、30分やるんですが、あまり見た目に出てきたりはしないんです。

 なんですが、最近、階段とか走っても、息が切れないようになりました。これはびっくりです。

 皆さまも「継続は力なり」、何か試してみてください。

 中村七之助でした。

 せわしない現代社会、平日は忙しくしている社会人が多いのでは。走っても息が切れない、というのは実にうらやましいですね。

 2024年は始まったばかり。日常的にできるちょっとしたことを新しく始めてみるのもいいかもしれません。

 舞台について、歌舞伎について、フランクに語る二人の言葉からは、新しい発見がいっぱい。二人のトップランナーの情熱を感じる対談でした。

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