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今朝(9日)午前7時9分、能登半島沖を震源とする地震が発生し、石川県志賀町で震度3を観測しました。1月1日に発生した令和6年能登半島地震から丸一週間がたちましたが、能登地方では震度3以上の地震が続いています。1月1日以降、震度5弱以上の地震は15回、震度3以上は153回発生しています(9日午前8時まで)

令和6年能登半島地震 元日から最大震度5弱以上15回

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1月1日16時10分ごろに石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6の地震が発生し、石川県志賀町で震度7を観測しました。震度7を観測する直前の16時06分ごろにも石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.7の地震が発生し、石川県珠洲市では震度5強を観測しました。

今朝(9日)午前7時9分にも、能登半島沖を震源とする地震が発生し、石川県志賀町で震度3を観測しました。1月1日の地震から丸一週間がたちましたが、その後も、石川県を中心に震度3以上の地震が発生しています。

一連の令和6年能登半島地震で、今日9日午前8時までに最大震度5弱以上の地震は15回、最大震度3以上は153回観測されています。

地震活動に引き続き注意

1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっていますので、復旧活動などを行う場合には今後の地震活動や降雨・降雪の状況に十分注意し、やむを得ない事情が無い限り危険な場所に立ち入らないなど身の安全を図るよう心がけてください。

気象庁は、過去の事例では、大地震発生後に同程度の地震が発生した割合は1~2割あることから、1月1日に発生したM7.6の地震により揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度7程度の地震に注意するよう呼び掛けています。この地域では、3年以上地震活動が続いており、当面、継続すると考えられますので、引き続き注意してください。なお、1月1日以降、地震活動の範囲は広がっており、従来より広範囲で強い揺れを観測しています。海底で規模の大きな地震が発生した場合、津波に注意する必要があります。